本プロジェクトの実施と、活動場所の提供、並びに循環型農業を肌で感じられる貴重な体験を提供してくださった蓮葉果紅土気様、ならびに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
NPO法人ToBiRaの「農業サポートプロジェクト」は、中高生が地域現場で社会とのつながりを体感し、「生きる力」を育むことを目的とした実践型プログラムです。無数に生えた竹林の伐採という重労働や、切り倒した竹を流しそうめんや竹炭・肥料づくりに生かす循環型農業の体験を通じ、大きな成果が見られました。
自然は子どもの内なるエネルギーを引き出す「磁性」を持ち、普段主体的に発信できない子どもも積極的に作業に取り組む様子が示唆されています。また、一人では困難な課題に直面する中で、仲間と声を掛け合い協働する姿が見られ、集団の団結力が向上しました。この活動を通じて、非認知能力のうち、忍耐力や協調性、敬意などが磨かれました。ただし、ミッションとして設定された人生軸の話題(自己対話)を誘導する点については課題が残りました。参加者は一日を通して溢れる笑顔で活動を終えています。

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