ToBiRaとは
循環図』
学校でも、家庭でもない。
第3の場所
ToBiRaでやっていることは、全部この1枚の図に入っています。
0から8まで、ぐるぐる回りながら上へ。
図の数字を押すと、その段で何が起きるかが出てきます。
↓ 数字を押してみてください
ここが一味ちがう
「先生」「社会人」「大学生」が、
一緒にいる場所。
家が第1の場所、学校が第2の場所。ToBiRaは、そのどちらでもない第3の場所です。
ここには、ふだん同じ場所にいない3種類の人がいます。
学校の先生
子ども一人ひとりを見る目。
伝わる教え方。
民間企業で働く大人
社会の現場のリアル。
仕事で使う考え方。
大学生
中高生に一番近い目線。
少し先を歩く先輩。
教えない。問いかける。
答えを先に言いません。子どもが自分の言葉を見つけるまで、聞いて、待ちます。
やって終わりにしない。
体験のあとに、ふり返って言葉にするところまで付き合います。ここにスタッフが一番力を入れています。
だれでも来られる。
学校に通っている子も、通っていない子も参加しています。
学校の代わりではありません。学校ではやりにくいことを受け持つ場所です。
ふもと:なぜ、のぼるのか
豊かな国なのに、
若者は幸せを感じにくい。
スマホやAIで、毎日は便利になりました。その一方で、子どもたちは一人で過ごす時間が増え、受け身になり、自分から動く力を失いつつあります。
学校も、先生の忙しさや受験競争の中で、行事や部活動、職業体験の時間が減っています。学校が悪いのではありません。学校だけでは手が回らない部分を、学校の外で受け持つ。それがToBiRaです。
持ちもの:育てたい2つの力
のぼりながら、この2つを育てます。
主体性は、自分から動く力。スパイラルの0段目で使います。
自己肯定感は、ありのままの自分を認められること。8段目で手に入ります。
どちらもテストの点数では測れません。だから、のぼって身につけます。
- 0
0 段目
目的の自覚と自己決定(スタート)
「なぜやるのか(Why)」を問い、自らの意志に行動を決める。
たとえば「なんで歩きたいの?」と聞かれる。「友だちに誘われたから」で終わらせず、もう一歩考える。「自分が最後までやれるのか、知りたい」。親に言われたからではなく、自分で「行く」と決める。まだ一歩も歩いていません。でも、ここが一番大事。
のこり 8 段 ・ 次は「やってみる」 ↓ - 1
1 段目
生身の経験(行動)
現場で自ら試行錯誤し、環境と相互に働きかけ合う。
たとえば夜の道を、地図とコンパスだけをたよりに歩く。曲がる角をまちがえて、来た道を戻る。だれも正解を教えてくれない。仲間と地図をのぞきこんで、自分たちで決める。正解を教えないのは、わざとです。
のこり 7 段 ・ 次は「心が動く」 ↓ - 2
2 段目
情意の表出
生身のイキイキとした感情が湧き起こる。
たとえば真夜中。足が痛い。眠い。「なんで来ちゃったんだろう」と本気で思う。それでも空が白んできたとき、胸のあたりが熱くなる。うれしいのか、ほっとしたのか、自分でもまだわからない。「もう帰りたい」も、立派な感情です。
のこり 6 段 ・ 次は「自分を見つめる」 ↓ - 3
3 段目スタッフの力の入れどころ
内省化
自分の経験から得られた未確定の感情や考えを見つめる。
たとえばゴールのあと、スタッフがとなりに座って聞く。「一番きつかったのは、どのあたり?」「そのとき、何を考えてた?」。答えは急がせない。しばらくして、ぽつりと出てくる。「やめたかった。でも前の子の背中を見て、もう少しだけ、と思った」。スタッフは答えを言いません。聞いて、待ちます。
のこり 5 段 ・ 次は「言葉にする」 ↓ - 4
4 段目スタッフの力の入れどころ
概念化 & アンラーニング
これまでの固定観念や学習内容を手放し(アンラーニング)、スタッフの適切なコーチングによって未確定な感情や考えを法則化・一般化する。
たとえばスタッフがもう一つ聞く。「それって、歩くこと以外にも当てはまりそう?」。考えて、言葉になる。「自分は一人だとすぐあきらめる。でも、だれかと一緒なら続けられる」。ずっと信じていた「自分は根性がない」という思い込みが、ここで外れる。難しい名前ですが、要は「思い込みを捨てて、自分の言葉にする」。歩いて終わり、にしない段です。
のこり 4 段 ・ 次は「景色が変わる」 ↓ - 5
5 段目
より高い視座の獲得
高い視座を基に、より難度の高い行動へ。
たとえばいつもの毎日に戻る。すると、三日坊主で終わっていた朝のランニングが、前とちがって見える。「一人でやるから続かないんだ。だれかを誘えばいい」。前なら避けていたことに、手をのばしたくなる。同じ景色のはずなのに、ちがって見える。不思議な段です。
のこり 3 段 ・ 次は「次の一歩」 ↓ - 6
6 段目
発展的行動
高い視座を基に行動をする。
たとえば地域のイベントの手伝いに、自分から手を挙げる。次のナイトウォークでは、初めて参加する子のとなりを歩く側に回る。前はとなりを歩いてもらった側。今度は逆です。
のこり 2 段 ・ 次は「「できた」が増える」 ↓ - 7
7 段目
成功体験を積む
成功体験を基に自分自身の内発的動機を高める。
たとえばやり切れた。しかも今度は「たまたま」ではない。「自分のやり方でできた」とわかっている。だれにも言われていないのに、「次は何をやろう」と考えはじめている。ごほうびがなくても、やりたくなる。ここまで来れば強い。
のこり 1 段 ・ 次は「自分を認められる」 ↓ - 8
8 段目
自己肯定感の獲得
ありのままの自分を尊重し受け入れる感覚。
たとえば最後まで歩けた自分も、途中で「帰りたい」と思った自分も、どちらも自分。弱いところを消さなくても、やっていける。そう思える。ここがてっぺん。……と思いきや、まだ続きがあります。
8段目のその先へ ↓
8段目のその先
また0に戻ります。
ただし、前より一段高い場所の0です。同じところを回っているようで、少しずつ上がっている。だから「循環図」であり「スパイラル」なのです。
中心軸
一人では、のぼれません。
スパイラルの真ん中には、ずっと1本の軸が通っています。
中心軸:心理的安全性 & 伴走コーチ
心理的安全性
「失敗しても大丈夫」と思える場のこと。これがないと、0段目の「自分で決める」がそもそも怖くてできません。
伴走コーチ
となりを一緒に歩く大人。同じ景色を見ながら、問いかけます。ToBiRaのスタッフが特にみがいているのは、3段目「内省化」と4段目「概念化 & アンラーニング」を支える力です。
共眺(きょうちょう)は「ともに眺める」。
前から引っぱるのでも、後ろから押すのでもなく、となりで同じ景色を見る。それがToBiRaの大人の立ち位置です。
のぼる場所
スパイラルを回す、3つの現場。
どの現場にも「3つの未知」があります。困難・新しい人・価値観。学校の外でしか出会えないものです。
送り出した保護者の声
参加させた保護者の方から
困難な事にチャレンジして、ゴールしてもしなくても、チャレンジした事自体が素晴らしいということを知る良い機会だと思いました。
ナイトウォーク参加者の保護者(参加に同意した理由)
達成感に溢れていました! 疲労感以上にやり切った満足感と、ゴールした事で自信がついたようでした。
ナイトウォーク参加者の保護者(参加後の様子)
てっぺんから見える景色
一人の成長が、社会の元気になる。
私たちが目指すのは、お金の豊かさ(GDP)だけでなく、一人ひとりが実感できる心の豊かさ(GDW)がめぐる社会です。幸福度の高い人は生産性が31%高く、創造性は3倍というデータもあります。
最後まで読んだあなたは、
もう0段目に立っています。
0段目は「自分で決める」。次に何をするかは、あなたが決められます。
3,000円が、一人の子どもの「未来の扉」を開きます。ToBiRaは、この活動を一度きりのイベントで終わらせず、ずっと続く仕組みにするために「認定NPO法人」を目指しています。


