背景
現在の小学校から高校生までの子どもたちが実社会で活躍する時代は、汎用型人工知能が更に普及し、今まで人間が担ってきた仕事の多くが代替されていく可能性が高いと言われています。(図1,引用:就活の教科書)

図1
日本政府は2016年「第五期科技術基本計画」でsociety5.0社会を提唱し、各方面で来るべき未来へ向けて準備を進めています。2021年度から施行されている現行の学習指導要領でも予測困難な未来社会に向けて教育を改めるべく、育成すべき資質能力を整理し、教育政策を変更しています。(図2)

図2
その現行の学習指導要領の中核をなす取り組みが『社会に開かれた教育課程』(図3,引用:カタリスト)と呼ばれるものです。これは、子どもたちが実社会とのつながりを通じて教養を深め、自身の目標達成のために積極的に行動する力を育むことを目的としています。育成すべき資質能力に『学びに向かう力、人間性等』が掲げられていますが、これは子どもたちが現在学び育んでいる知識や思考力は、人間性が土台となっており、その人間性そのものを育成するために子どもと実社会とのつながりを深めることを意図しています。

図3,引用:カタリスト
しかし、学校現場レベルでは、教員の長時間労働を背景とする働き方改革の推進により、各行事は縮小傾向にあり、上記のような改革実行されていない現状があります。
私たちToBiRaは、学習指導要領の方向性に強く同意し、第三セクターであるNPO法人として社会に開かれた教育課程の担い手になると共に、私たち自身の教育visionや考え方を重ねて教育事業を創出・提供しています。



